HSPの私が考える向いている仕事選びのポイントは?
こんにちは、どらです。
私は最近自分がHSPなんだと気づき、それを理解するまで何度も転職を繰り返してきました。
辛い思いもしましたが、その経験のおかげでどんな仕事が合っていて、どんな環境を避けるべきなのかが分かったような気がしています。
今回はそれを踏まえてHSPに合った仕事選びのポイントをご紹介します。
同じように仕事でお悩みのHSPさんのご参考になれば幸いです。
HSPの特性をふまえた仕事選びの大切なポイント
まず結論から言うと、HSPの仕事選びで大切なポイントは、
- ストレスの少ない職場環境
- スピード重視でない仕事
- コミュニケーションが最小限で済む仕事
の3つです。それでは詳しく見ていきましょう。
ストレスの少ない職場環境
1. 周りが気にならない作業環境なのか
まず1つ目は、自分の特性に合った作業環境です。
事務の仕事をしていた時、デスクの配置が上のイラストのような島型のレイアウトでした。
この環境は私にとってはかなりしんどかったです。
その理由としては、
- 同じ島の人たちの癖や動きが気になってすぐ集中が途切れてしまう
- 島の人みんなに見られているような気がしてちょっと動くのにも緊張する
という2つがあります。
間にパーテーションがあればまた違ってくるとは思いますが、HSPにとって島型のレイアウトのデスクで作業するのはあまり向いていないのかなと思います。
向かい合っているので、同僚の表情や動きなどから仕事以外の余計な情報を受け取ってしまいやすいです。
HSPが集中しやすい環境としては、
- 壁の方に向いた配置
- 教室のように全員が同じ方向を向いた配置
- パーテーションでしっかり個人のスペースが区切られている
- 在宅・リモート勤務
などが考えられます。
HSPにとっては周りを気にせず仕事に集中できる環境に身を置くことがかなり大切だと思います。
2. うるさくないか
HSPは聴覚が敏感な人が多いので、職場内がうるさくないかどうかも大切です。
例
- キーボードを叩く音
- マウスのクリック音
- 大きな音を出して物を置く人がいる
- 独り言をいう癖のある人がいる
- 大きな話し声 など
ただでさえ周りの人が出す音に敏感になりがちなHSPなので、なるべく静かに作業ができる環境がおすすめです。
とはいえ、これに関しては入社してみないと分からないですよね。
もし入社後に職場のうるささに困ったときには、こっそり耳栓をしてみるといいかもしれません。
実際に私が困っていた時には片耳だけ耳栓をして作業していました。
一応同僚に話し掛けられた時や電話が鳴った時のために、片耳だけにしておくのがいいかなと思います。
スピード重視でない仕事
HSPは物事を深く考え、慎重に考えてから行動するので、非HSPに比べて仕事が遅いと言われる傾向があります。
私自身も、以前に「とにかくスピーディーに作業して、1個でも多く数をこなす」ことが求められるアルバイトをした経験がありますが、あまり合っていませんでした。
急いで、急いでと日々上司に急かされるのはプレッシャーになり負担でしたし、スピードを意識するあまり作業の質が落ちてしまうことにモヤモヤを感じていました。
HSPの特性を考えると、丁寧さや正確さが求められる仕事のほうが活躍できると思います。
コミュニケーションが最小限で済む仕事
HSPは人との関わりでエネルギーを消耗していきます。
それなので、ただでさえ仕事をしていたら疲れるのに、活発なコミュニケーションが必要とされる仕事だと疲れ切ってしまいます。
そのため、大部分を1人でできる仕事が向いていると思います。
私が経験した仕事では、翻訳や工場での仕事がそれに該当しました。
どちらも上司への報告・連絡を除いてはほとんど1人で作業できていました。
工場に至っては、8時間の間で「おはようございます」と「お疲れ様です」しか喋らなかった日もありました。
人間関係で悩むことも無く、かなりストレスフリーに働けていたのでおすすめです。
反対に、ドラッグストアでアルバイトをしていた時は、頻繁に誰とも話したくない気持ちになりましたし、休日は外出する気にならず引きこもってばかりいました。
ドラッグストアでは週に2度ほどポイントデーがあり、その日はお客さんが普段の倍以上来店します。
そんな日は何時間もぶっ続けでレジをすることが多かったので、人と関わりすぎて気疲れが最高潮でした。
まとめ
HSPが仕事で活躍するには、
・丁寧さや正確さが大事とされる仕事
・なるべく仕事以外の余計な情報を少なくできる環境
が必要だと私は感じています。
HSPの特性をうまく生かして、少しでもストレスを減らして働けるように頑張っていきましょうね。
ちなみに、読んでみてHSPとして気持ちが楽になれた本をご紹介しておきます。
興味がある方は是非読んでみてください。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました!