【Whyは使わない】英語で「どうして日本に来たの?」はどうやって言う?
こんにちは、どらです。
今日は英会話をする上で注意すべき文章を2つ紹介します。
注意すべきというのは、教科書には書かれていないようなニュアンスの違いを理解する必要があるということです。
ここで紹介する文章は、私が英文事務時代に実務の中で学んだことなので
- 外国人と会話する機会がある
- 将来的に英語を使って仕事がしたい
- よりリアルな英語の知識を得たい
という人におすすめしたい記事です。
注意すべきフレーズ2選
「どうして日本に来たの?」
テレビでも『Youは何しにニッポンヘ?』という番組がありますが、
初対面の外国人を相手に会話をする際に、日本に来た理由を聞きたいと思うことがあると思います。
そんな時、
Why did you come to Japan?
と聞きたくなるところだと思います。
ですが、↑の文章はあまり良い表現ではありません。
文法的には全く問題が無い文章なんですが、
なんで日本に来たの?
と、日本に来たことを責めているような強めのニュアンスになるようです。
知らずに使ってしまい、相手を不快な気分にさせてしまう、なんてことを避けるために次の表現を使いましょう。
What brought you to Japan?
直訳すると、「何があなたを日本に連れてきたの?」となりますが、
「何のきっかけで日本に来たの?」という失礼のない丁寧な表現になります。
「分かりません」
分かりませんと言えば、多くの人が思い付くフレーズは
I don't know.
だと思います。英語の授業でも何度も出てきた表現ですよね。
ですが、この表現もネイティブスピーカー相手に使うと失礼にあたる恐れがあります。
I don't know.というフレーズは、はっきりと断定する表現です。
そのため、ややぶっきらぼうな言い方になり、相手を突き放すようなニュアンスが含まれてしまいます。
例を挙げると、
Do you know any good restaurant around here?
(この辺でおすすめのレストランはありますか?)
I don't know.
(知りません。)
と、こんな感じになります。
このままだとちょっと素っ気ない感じがするので、もう少しマイルドに表現したい場合には、
I'm not sure.
を使うと、「確信が持てない」「ちょっとよく分からない」という風にやや曖昧な表現にすることができます。
とは言うものの、I don't know. が100%悪いと言うわけではありません。
以下のようにすれば、印象を柔らかく変えることもできます。
I'm sorry, I don't know. (ごめんなさい、分からないです。)
ちなみに、「分からない」という表現には
I have no idea.
というフレーズもあります。
これは「完全に分からない、見当もつかない」という、完全な断定になるので、ニュアンスとしては I don't know.よりも強い表現となります。
まとめ
ここで挙げた2つのように、実は使い方に注意すべき表現はまだまだたくさんあります。
教本で学ぶ英語と、ネイティブが使うリアルな英語には違いがあるからです。
その違いがあることを理解して、知識をアップデートすることが英会話をする上で必要だなと私は思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!