HSPの感覚過敏の話。
HSPの特性として、音・匂い・光などに対する感覚過敏があります。
私がHSPだと気付いたのは最近なのですが、思えば昔から感覚過敏だったような気がします。
今回は私の実体験を踏まえてHSPの感覚過敏についてお話しします。
私が体感した3つの感覚過敏
音
私が自分のHSPに気付いたきっかけが「音」でした。
当時は事務の仕事をしていたのですが、同僚のキーボードで文字を打つ音やマウスのクリック音がやけに気になって集中できないことに困っていました。
他にも、ものを置いたり引き出しを閉める時に大きな音を出す人がいて、
びっくりするし、怒ってるのかな?なんて考えて気を使うしで日々ストレスに感じていました。
ですが周りの同僚達は誰もそのことを気にしていませんでした。
私だけがこんなに気にしているの?とネットで検索した結果、HSPという言葉に出会いました。
また、他人の出す音の他に、自分の出す音も気になってしまいます。
だから職場ではなるべく音を出さずに存在を消していたいと思いながら過ごしています。笑
匂い
私は芳香剤の匂いが苦手です。
乗せてもらっておいて言うのもなんですが、人の車の芳香剤の匂いで気持ち悪くなったことが何回もあります。
以前、自分の車で微香タイプのものを試してみましたがそれでもダメでした。
同じように嗅覚過敏を持つ人の中には、洗剤や柔軟剤、香水などの匂いが苦手な方もいます。
光
疲れが溜まっている時や睡眠不足の日だと、部屋の蛍光灯が眩しく感じることがあります。
普段からスマホやパソコンをよく見るので眼精疲労などの原因もあると思いますが、HSPには光に対してストレスを感じる人もいます。
感覚過敏と生きるには
感覚過敏への対処法としては、その刺激のもとを避けることしかありません。
プライベートならまだしも、会社や外出先などでは刺激のもとを無くすことはなかなかできないので、自分がそこから逃げるのが一番です。
なるべく感覚過敏を感じないですむように、
- ストレスの少ない環境に移動・変えてみる
- 変えられない場合は、耳栓、マスク、遮光メガネなどで対策する
- 話せそうな相手には自分がHSPであることを軽く話しておく
といったことを実践しておくといいと思います。
また、家族や恋人などの近しい人にはあらかじめHSPであることを話しておくことをおすすめします。
初めは少し勇気が必要でしたが、周りに話してからは気持ちがスッキリしましたし、疲れやすい特性を知っておいてもらえるだけでかなり生きやすくなります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!